なぜ気候変動に関心を持つか?: ヘレナ・モリン・バルデス(UNEP・CCAC)

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科学技術用語 > 大気汚染物質 
2014年9月23日、ニューヨークで開催される「国連気候サミット」の準備会合として開催された「アブダビ会合」(2014年5月4~5日、アラブ首長国連邦) - この会合に参加した、産業界のリーダー、政策担当者、国連機関関係者から、「気候サミット」に向け、インタビューを行いました。

今回は、ヘレナ・モリン・バルデス 国連環境計画(UNEP)短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化のコアリション (CCAC)事務局長です。

ヘレナ・モリン・バルデスです。国連環境計画(UNEP)の短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化のコアリション (CCAC)事務局長を務めています。

私が気候変動に関心を持つのは、私たちにできることがあり、行動すべきだと思うからです。現在、気候変動は生活のあらゆる面で影響し始めています。今対策をとらなければ、状況は悪化するでしょう。

気候変動に対して行動する意義はあります。低炭素な未来へ今投資すれば、将来の利益になるからです。二酸化炭素への取り組みは、気候変動を緩和するために必要となる長期的な投資でしょう。これに加えて、短寿命気候汚染物質の問題に早急に取り組むことも必要でしょう。そうすることで、空気、健康、作物と農業収穫の改善といった成果をすぐにもたらすでしょう。ですから今、気候変動に取り組まねばならないのです。

これは疑う余地もなく、否定することもできません。科学的にも明白で、議論の余地がないような証拠もあります。現在、どこでどのように、いつ何に投資するかを議論しており、より行動に即した議論となっています。これが私の見解です。

また現在、短寿命気候汚染物質に取り組んでおり、科学的にも解明が進んでいます。この取り組みにより二酸化炭素削減の取り組みを補完することを期待しています。また、今まで考えられていた以上に大気汚染が大きな健康被害を、実際にはもたらすことを示した新たな証拠もあります。

都市部における大気汚染の問題は甚大であり、多くの国では重点課題になっています。これも気候変動の一面です。9月の気候サミットでは、CCACとして具体的成果を上げ、環境に優しい輸送への取り組み、石油・ガス業界への対応、メタン排出抑制、エアコンや冷房によるハイドロフルオロカーボン排出の段階的削減または代替案検討につなげたいと期待しています。かなり具体的で、短期的および長期的に気候によい成果をもたらすでしょう。